[親の介護、無理]父の二重人格の原因は厳しすぎる母だった!
人の気持ちがわからない母。父は別人格で妻に怒るようになったみたい・・
高齢父は今回のように、「母に怒ってる人格」が出現することがある。元に戻るとそのことを覚えていないようなので、私は常々「お義父さんは二重人格なんじゃないか?!」と疑念を抱いていました。(これは、こちらからの続きです。) ...
高齢父、二重人格を発症?!
二重人格は、親から虐待されてきた人などに現れると言われています。あまりにも酷いことをされ、それが自分の身に起きていることだと受け止めることができないとき、別人格にそれを引き受けさせ、本来の人格を守ろうとするのだそうです。
父に現れる別人格は、「妻に怒っている男」。自分の妻が浮気していると思っていて、妻に怒っている。この人格が出ているときは、父は体が痛いのを感じないようで、階段を駆け上ったりする。ひざが悪く、普段はゆっくり歩くのがやっと。階段なんて昇らない。それなのに、驚くほど体が軽々動いているんだそうです。
お義父さんに現れる「もうひとつの人格」。お義母さんに怒っている人格。「お義父さんは、お義母さんに何か怒ってることがあるんだろうか?」と思っていました。「面と向かっては言えない不平不満が何かあって、別人格の力を借りて発散してるのだろうか」と思いました。
不器用なところのある母ではあるけれど、父をそんなに怒らせる何かがあったとは、当時は思えませんでした。ただひとつ言えることは、「お義父さんは、お義母さんに怒ってることがあっても、それを言えず我慢してるかも」ということ。イライラなんてしたら、「やっぱりこの人頭おかしい」みたいな目で見られるのは確実な雰囲気が母には漂っていたので、父は必死にこらえてるんじゃないか・・ということでした。
しかし、今回の一件をきっかけに、その謎が解けました。
父の二重人格の原因は母だった
しかし実際には、父が怒って当然のことが起きていました。父が嫌がってるのに、母は、無理やり父をタクシーに乗せて精神科病院に連れて行っていました。そんなことされたら、お母さんに怒るのは当然だよね、と思います。しかし、そのことを母に怒っても、母は「この人、やっぱり頭おかしい」としか思わない。そのことに気づいた父は、その怒りを普段は胸の奥底にしまいこんでいる。でも我慢しきれず、別人格として「妻に怒っている自分」がでてくるのではないか。
父の病院嫌いの原因がわかる
こんなこともありました。3ヵ月ほど前、父は肺炎を起こして高熱を出し、ほっといたら逝ってしまったかも、というくらい重篤でした。高熱で顔を真っ赤にし、ゲホゲホ咳をしていても、それでも父は「俺はぜったいに病院に行かない!!」と母にブチきれ、大騒動となりました。
「お父さん、そんなに病院嫌いだったっけ?」と思っていたのだけれど、その理由もやっとわかりました。そんなことされていたら、母に病院に連れて行かれるというシチュエーションが怖いに決まっている。
母に絶望的な気持ちになる
「お義母さん、こんなに酷い人だとは知らなかった・・」とショックでした。お義父さんに対しても不誠実なら、父を精神病院に連れていったことや脳梗塞のことをひとり息子である夫に隠していたことも 。この事実を知り、私たち夫婦の間にはしばしの沈黙が流れました。ふたりして深いため息。これだけでも「もう限界」な状態なのに、この日はそれだけでは終わりませんでした。母はさらに翌日、父をうまいこと言いくるめて病院に連れて行こうとしていました。 [...]
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