小学校の運動会。最近特にうるさくなったと思う (2)

小学校の運動会。最近特にうるさくなったと思う (2)

運動会を盛り上げたい・・お祭りに

「昔は運動会と言えば、徒競走やリレー、玉入れなど、競うとか、順位・勝ち負けを決めるものが中心でした。ゆとり教育以降、競わせることの比重が低くなり、運動会の在り方が変わりました。 ...

昔は花形だった『競う競技』の数々。そこに重きをおかずにいかにして運動会を盛り上げるか。すると、『お祭り化』してしまうんです。『みんなで盛り上がろう!』という雰囲気にするため、応援合戦が盛んになったり、やたらとあおって子供に声をあげさせたりすることになります。

私も教員の立場にありながら、そんなノリについていけなったひとりです。一部の先生が『みんなで盛り上がろうぜー!』といったノリで運動会を仕切る。すると子供も、それが好きだろうが、好きじゃなかろうが、そのノリについてかなければならなくなります。『ノリの強制』です」。

教員の見栄の張り合いも

「けが人が毎年出ているにも関わらず、組体操をやめない学校もあります。運動会は、教員の見栄の張り合いの場でもあるんです。他の学校よりスゴイ運動会をアピールしたい。だから組体操もやめられない。大人の見栄のために、子供が怪我のリスクのある競技に強制的に参加させられている事実があります。

運動会のお祭り化も同じなんです。そういうノリが好きな子もいれば、そうでもない子もいる。強制的に「応援しろ」だの「声を出せ」だの全員に強制するのは、私は違うと思います。どういう距離感で運動会に参加するのは、それぞれでかまわないのにと思います。

私は最近、運動会って本当に必要?と思います。全員がすべての競技に参加しなくてはいけないというルールはもう限界にきています。運動の得意な子は、徒競走で1番になることを目指せばいい。走るのが遅い子は、ダンスなどの種目に参加すればいい。そして時間短縮を。学校あげて、あるいは町内あげての『お祭り』みたいな運動会は、もう時代にそぐわないと思います」。


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