母はなぜ不幸なのか。不平不満が多い老親の特徴
わがままな人は、年を取って不幸になる・・そんな気がする
これは、こちらからの続きです。
親の介護をするようになって1年が経ちます。不平不満の多い母。なぜ、こんなことになってしまったんだろう? いろいろ考えた1年でした。そして私が出した結論。老いて不幸になる人には、それなりの理由があるってことだ! ...
インターネットどころか電子レンジが使えない母
両親が致命的だったのは、ネットを使えないということでした。父は、インターネットどころか、携帯電話も使えません。母は、友達との連絡用に携帯電話は使っていますが、インターネットを経験したことがありません。
ちなみに母は、電子レンジやオーブントースターも使えない。今両親は、高齢者向け配色サービスからお弁当を届けてもらっているのだけれど、チンして食べれるようになっている。(チンしなくても食べれるけれど、冬などは温め直ししたらより美味しいだろうと思う。)何度か簡易なものを母にプレゼントして使い方を教えたのだけれど、結局使わず、電子レンジもオーブントースターも、我が家に持って帰って私が使ってる・・そんなことが2、3度あります。
母はネットも電子レンジも、「そんなものなくても、困らない」とよく言っていました。「今の人たちは、便利であることをはき違えている」とも。その考えを否定しようと思ったことは、一度もありません。実際、ネットや電子レンジがない時代に生きてきた人からしたら、それがなくても生きていけるんだから、なくてもいい、ということになるんだろうと思うから。しかし、いざ介護が始まると、調べなくてはいけないことが多いのなんのって。インターネットがないと、市のお知らせも閲覧できません。病院や介護施設を探すこともできません。本当に、何も進まないのです。
母には、「お父さんとはもう暮らしたくない。介護施設に入れるんだ」と言って聞かなくなった時期がありました。しかし実際には、母はネットが使えないので、同じ市内の介護施設を検索することもできない。介護保険サービスの費用とか仕組とか、介護生活を始めるにあたって、知らなくてはいけない知識が山のようにあったのだけれど、自分では何も情報が得られません。
夫は父が倒れた後、すぐに実家に帰りましたが、実家にネットがなく調べものが進まないので、結局自宅にすぐ戻ってきて、家で調べものをし、わかったことを印刷して郵送したり(実家にはファックスもない)、電話で伝えたり、伝言ゲームのようなことを、事態収束するまで何ヶ月間もやり続けました。
情報難民にならないために
私は、夫を看取った後は、ひとりでがんばって生きていかなくては!と思っています。そのためには、「情報難民」になっちゃいけないな、ということを痛感しました。私は、パソコンは日常的に使いますが、老眼が進み細かい文字がつらくなってきていたので、スマホには及び腰でした。でも今回の介護騒動で「これじゃいけないな」とスマホを使ってみることにしました。
情報は命だなと思います。情報が得られないと、必要なサービスも受けられない。見聞きした情報が正しいのか、とか、だまされていないのか、とか精査するのにも必要です。これから年を取っても、主流になってきた新しいツールは、積極的に使っていかないといけないなと痛感しました。
子供がいなくてよかった
私たち夫婦には子供がいないのですが、この1年で、「子供作らなくてよかった」とつくづく思うに到りました。それはなぜって・・ [...]
人気の記事
メンタル弱い度チェック
親ストレス診断
ダメな親診断【セルフチェック】
毒親チェック
毒父チェック【無料診断】
燃え尽き症候群セルフチェック
自分の親が最悪な親かどうかわかるチェック
人間不信診断【セルフチェック】
毒親育ち度診断
うつセルフチェック【無料診断】