陰気。ネガティブ。楽しくない。性格が暗い母親

子供時代のいい思い出はゼロ。人生を楽しむことを知らない母親の元で育った娘の末路

母がうつ病でした。そして私も、生きていて楽しいと思ったことがありません。 ...

母はとても陰気な人でした。家族でテレビや映画を見た後、母はいつも暗い顔でこう言いました。「お母さん、楽しいことって嫌いなのよ。楽しいことが終わると、現実に戻らなくちゃいけなくて憂鬱になるの。それが嫌」。

だから母は、旅行へ行くのも、外食をすることも嫌いなのだそうです。そのときは楽しくても、その後、現実に戻らなくちゃいけなくなるのが嫌だから。その気分を味わうくらいなら、楽しいことなどない方がいいのだそうです。

今思うと、母はうつ病だったのかもしれません。私は母の楽しそうな顔を見たことがありません。母自身が、人生を楽しむことを知らない。だから、子供が楽しそうな顔をしていても、それを「よかったな」と感じる心もないのだと思います。母は、私が何かに夢中になっていればいるほど、それにブレーキをかけるようなところがありました。

本や漫画を読んでいても、夢中になっていると「そのくらいでやめておきなさい」と必ず取り上げられました。ゲームをしていても、好きな音楽を聴いていても、好きなタレントに夢中になっていても、「いい加減にしておきなさい」と、没頭している真っ最中に水を差されました。 [...]

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